アーセナル冨安は「ファンの真のお気に入り」 攻守での存在感に英喝采「ファイナルサードで脅威」

冨安健洋がプレミアリーグ初ゴールを記録【写真:Getty Images】
冨安健洋がプレミアリーグ初ゴールを記録【写真:Getty Images】

プレミア初ゴールをマーク

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は現地時間10月28日のプレミアリーグ第10節シェフィールド・ユナイテッド戦に後半途中から右サイドバックとして出場し、セットプレーの流れから移籍後初ゴールをマークした。クオリティーの高いプレーを続け、得点という結果も残した24歳のDFを現地メディアも「ファンの真のお気に入り」と絶賛している。

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 アーセナルは負傷のFWガブリエウ・ジェズスに代わってセンターフォワードで先発したFWエディ・エンケティアがキャリア初のハットトリックを決めるなど、今季未だ勝利のない最下位のシェフィールド・ユナイテッドを序盤から圧倒。後半43分にはMFファビオ・ビエイラがPKで今季初ゴールを奪うなど、これまで出番の限られていた選手たちが躍動した。

 そして、このゴールラッシュを締めくくったのが後半21分から途中出場していた冨安だった。アディショナルタイム6分、右からのコーナキックのこぼれ球を反転しながら右足で押し込み、アーセナル移籍後初得点を記録した。

 英地元メディア「フットボール・ロンドン」は選手採点で約25分間のプレーにもかかわらず、冨安にチーム2位タイの8点を与え、「ファンの真のお気に入り。いつもの堅実な守備に加え、ファイナルサードでも脅威になった」と絶賛していた。

 この日は普段入れ替わることの多い左サイドのDFオレクサンドル・ジンチェンコと同時出場だったこともあり、冨安はホワイトのようにサイドを積極的に駆け上がった。逆サイドのクロスのこぼれ球を右足のダイレクトボレーで狙うなど、得点以外にも見せ場を作っていた。

 試合ごとにポジションや役割が変わる中でも安定したパフォーマンス見せる冨安。ファンからもチームメイトからも愛される選手として注目を浴びている。

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