クラブW杯決勝の疑惑判定に海外メディアも疑問呈す 「世界中がラモスにカードを出してほしいと思った」

激戦のなかでザンビア人主審の疑惑の判定が物議を醸す

 FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝は18日に行われ、延長戦の末に欧州王者レアル・マドリードが4-2で鹿島アントラーズを下し、前身のインターコンチネンタル杯とトヨタ杯を合わせて2年ぶり5度目の優勝を果たした。しかし、この激戦のなかで主審の疑惑の判定が物議を醸している。

 2-2で迎えた後半45分、レアルのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、カウンターに出ようとした鹿島FW金崎夢生が反転した際に引き倒す形でファウル。すると、ザンビア人のジャニー・シカズ主審はカードをしまっている胸ポケットに手を寄せ、イエローカードを出そうとした。

 ラモスはこの時点で1枚イエローカードを受けていため、2枚目のイエローカードが出て退場かとかと思われたが、なぜかザンビア人主審はカードを出さずに踏みとどまった。この時点でカードが出ていれば、試合の流れは大きく変わっていたはずで、結果的にこの判定は試合のターニングポイントとも言える。

 当然、スタジアムの観客からもブーイングが巻き起こったこの疑惑の判定に、各国のメディアも疑問を呈している。

 

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