アーセナルは「ジンチェンコと冨安の完璧な融合を見つけた」 左SBの“使い分け”に英メディア注目

アーセナルのオレクサンドル・ジンチェンコ(左)と冨安健洋【写真:ロイター】
アーセナルのオレクサンドル・ジンチェンコ(左)と冨安健洋【写真:ロイター】

攻撃的に行きたいゲームではジンチェンコ、守備に重きを置くなら冨安が有力か

 イングランド1部アーセナルは、左サイドバック(SB)のポジションをウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコと日本代表DF冨安健洋が争っている。冨安の勢いが増すなか、英メディア「フットボール・ロンドン」は「アーセナルはオレクサンドル・ジンチェンコと冨安健洋の完璧な融合を見つけた」と取り上げている。

【PR】ABEMAでプレミアリーグ生中継!三笘所属ブライトンや遠藤所属リヴァプールなど厳選試合を無料生中継!

 現地時間10月21日のプレミアリーグ第9節チェルシー戦(2-2)は、ジンチェンコが左SBのスタメンで出場するも、後半開始から冨安へスイッチ。続く24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節セビージャ戦では、冨安が先発フル出場で2-1の勝利に貢献した。

 アーセナルは10月28日にプレミアリーグ第10節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、その後もリーグ戦、リーグカップ、CLとハードな日程が続く。チームとしての総合力が問われるなかで、英メディア「フットボール・ロンドン」は「アーセナルはオレクサンドル・ジンチェンコと冨安健洋の完璧な融合を見つけた」と見出しを打って取り上げている。

「冨安の現在の調子であっても、シェフィールド・ユナイテッド戦で彼を外してジンチェンコをスタメンに戻すケースはある。シェフィールドを軽視するわけではないが、より攻撃的なアプローチをしても安全なタイプの対戦相手だ。相手の低いディフェンスラインを打ち破るにはジンチェンコの能力が必要となる可能性がある」

 記事では、ジンチェンコと冨安の2枚をオプションとして持っていることはアーセナルにとってプラスだとし、「両方の選択肢を持つことはアルテタ監督にとって完璧だ。選択に頭を悩ませるのは望ましいこと。冨安とジンチェンコが怪我さえ回避できれば、そして、おそらく(代表活動で離脱する可能性がある)1月は別として、アーセナルはシーズンを通じてその恩恵を享受できるはずだ」と注目していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング