ソシエダ久保、相手転倒の変幻自在ドリブルを海外称賛 「メッシのように滑らか」
久保はベンフィカ戦でドリブル7回成功
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間10月24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節ベンフィカ(ポルトガル)戦に先発出場し、1-0の勝利に貢献した。相手を翻弄した久保のドリブルを、中国メディアが称賛している。
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0-0で迎えた後半18分、ソシエダはペナルティーエリア内でパスを受けたFWアンデル・バレネチェアが縦へ突破。折り返しをFWブライス・メンデスが押し込んで先制点を奪った。そして同22分には右サイドで久保がカットインして中央へ。左足で強烈なシュートを放ったが、これは惜しくもクロスバーに阻まれた。
データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、後半31分までプレーした久保は76分間でボールタッチ56回、パス成功26本中22本(成功率85%)、キーパス1回、ドリブル成功9回中7回、クロス7本中1本成功、シュート5本(うち枠内1本)、地上戦デュエル勝利数13回中9回、ポゼッションロスト17回という成績だった。
中国有数のスポーツメディア「網易」は、「久保はベンフィカにとって脅威だった。相手は対応に手を焼いていた。久保はゴールを決められなかったのが少し残念だった」と綴り、前半21分に久保がセンターサークル付近でベンフィカの選手5人の間を突破していくなど、相手を苦しめたことを取り上げている。
「右サイドで久保のドリブルはメッシと同じくらい滑らかで、蛇のような動きで対峙したディフェンダーは進行方向さえ判断できなかった。狭いスペースで絶えず方向を変え、優れた瞬発力で相手を置き去りにした。久保の急激な方向転換はアンクルキラーと言える。相手はピッチに倒れ込んだほどだ」
得点関与こそなかったものの、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたように、久保は十分なインパクトを残したと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)