アーセナル冨安は「驚異的だ」 MF級の正確パスシーン反響…海外驚き「こんなプレーもできるのか」

冨安健洋のチャンス演出シーンに注目【写真:Getty Images】
冨安健洋のチャンス演出シーンに注目【写真:Getty Images】

チェルシー戦で攻守に存在感発揮、マルティネッリへ届けたパスに熱視線

 イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間10月21日のプレミアリーグ第9節チェルシー戦(2-2)で左サイドバック(SB)として堅実な守備だけでなく、「偽SB」として攻撃の起点となる働きも示し高評価を受けた。そんななか、海外ファンからは味方へ正確なパスを届けた場面に熱視線が注がれている。

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 冨安はチェルシー戦の後半頭から出場。左SBに入ると、持ち前の堅実な守備で相手のイングランド代表FWラヒーム・スターリングを封じる働きを見せるとともに、高いポジショニングから味方へ正確にパスをつなげる場面も。2点ビハインドから同点に追い付いたチームの中で攻守ともインパクトを残した。

 この試合でとりわけ注目されたのは、「偽SB」としてプレーだ。後半20分、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが敵陣左サイドでボールを持った場面で、冨安はその内側にポジションを取りパスを受けると、縦に抜けたマルティネッリの足もとへピタリと収まるパスを供給してみせた。

 結果的に得点にはつながらなかったものの、中盤の選手を彷彿させるようなパスに海外ファンが熱視線。10月24日のUEFAチャンピオンズリーグ・セビージャ戦に向けて先発待望論が巻き起こるなか、「こんなプレーもできるのか」「驚異的だ」「過小評価されている」などと感嘆の声が続々と上がっていた。

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