中国代表DF、「ライバルの日本と韓国」との問いに回答 「たしかにアジアのトップクラス。でも…」

山東泰山でプレーするリウ・ヤン【写真:Getty Images】
山東泰山でプレーするリウ・ヤン【写真:Getty Images】

21日間で7試合をこなしたリウ・ヤンが中国メディアの取材に回答

 中国1部山東泰山のDF劉洋(リウ・ヤン)は、9月19日以降にアジア競技大会、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)、中国代表戦と多くの試合をこなした。中国のサッカーメディア「足球報」のインタビューでは、「ライバルの日本と韓国について」との問いにも答えている。

 中国はアジア大会にU-24代表で臨み、バングラデシュ、ミャンマー、インドと同居したグループリーグを突破。決勝トーナメント1回戦でカタールに1-0で勝利したが、続く準々決勝で優勝する韓国に2-0で敗れ、ベスト8敗退となった。

 10月10日にはフィリップ・トルシエ元日本代表監督率いるベトナムと国際親善試合を行い、2-0で勝利した中国。この一戦にも先発出場した28歳DFリウ・ヤンは9月19日から10月10日まで、21日間でアジア大会で5試合(オーバーエイジ枠での参戦)、ACLに1試合、中国代表戦では1試合と計7試合に出場したことに関して、「すごく充実感がある。どの試合でも違う経験ができた。疲労はあるけど、多くの経験ができるのは自分にとっていいこと」と語った。

 また、「ライバルの日本と韓国について」との問いには、「日本と韓国はたしかにアジアのトップクラス。(10月10日に対戦した)ベトナムも成長している。でも、中国も成長するための努力を怠るわけにはいかない。ハイクオリティーのゲームを経験していくことは僕らの将来に役立つ」と、日韓の実力を認めたうえで前を向いていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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