リバプール、サラー退団に備え強力FWをリストアップか クラブ史上最高額の移籍金も視野

リバプールがモハメド・サラーの後釜にレロイ・サネを獲得?【写真:ロイター & 徳原隆元】
リバプールがモハメド・サラーの後釜にレロイ・サネを獲得?【写真:ロイター & 徳原隆元】

サウジアラビアがサラーに関心、今季限りで退団の可能性も踏まえて動くリバプール

 イングランド1部リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、サウジアラビアからの関心が報じられ、今シーズン限りで退団する可能性が浮上している。リバプールでは、その穴を埋める狙いで選手のリストアップをすでに進めているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

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 リバプールが関心を示しているとされるのが、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FWレロイ・サネだ。かつてマンチェスター・シティに所属していたサネには、スペイン1部レアル・マドリードの関心を示しているという。リバプールはサラーを売却した資金を使い、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを獲得した際に投じた8000万ポンド(約145億円)のクラブ記録となる移籍金更新も視野に入れているようだ。

 バイエルンは、シティから2020年7月に5500万ポンド(約100億円)の移籍金でサネを獲得。今季も公式戦11試合で7得点を挙げており、安価での売却はなさそうだ。それでもリバプールは、今夏の移籍市場の最終日に届いたサラーに対する1億5000万ポンド(約272億円)のオファーを断っており、来夏にはさらに高い値段のオファーが来ると考えているため、サネの獲得資金を捻出できるという考えのようだ。

 サウジアラビアリーグのダイレクターであるミカエル・エメナロ氏は「サラーは、いつでも歓迎される。彼は個人的に私のお気に入りだ。ワールドクラスの選手たちの多くが関心を示している。ここは来れば楽しむことができるし、間違いなく経済面でも向上することができる」と、話している。

 リバプールでサラーとともに一時代を築いたブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ(→アル・アハリ/サウジアラビア)、セネガル代表FWサディオ・マネ(→アル・ナスル/サウジアラビア)がすでにクラブを離れたが、リバプールのサラーも今季限りで見納めとなるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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