エイバル乾がアラベス戦で7試合連続先発 鋭いドリブルからチャンス創出もスコアレスドロー

2列目左で先発、攻撃にアクセントを加えて存在感を放つも…今季初ゴールはお預け

 エイバルの元日本代表MF乾貴士が、着実に出場機会を増やしている。現地時間11日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節アラベス戦のスタメンに名を連ねた乾は、リーグ戦7試合連続となる先発出場を果たした。

 乾は2列目左のポジションでキックオフの笛を聞くと、前半8分にショートカウンターから左サイドでボールを受けるとカットイン。そこからシュートを放ったが大きく枠外へと逸れた。

 その後も乾は左サイドから緩急をつけた鋭いドリブルで局面を打開し、ゴール前に際どいラストパスを送るなど攻撃にアクセントを加えて存在感を放った。

 後半は中央に入り込む意識を強め、相手マーカーとの競り合いにも臆せず身体を突っ込んでいくなど奮闘した乾だったが、今季初ゴールはお預け。チームもホームでスコアレスドローに終わった。

 しかし、リーガ15試合を終えた時点で乾は9試合の先発出場。同じリーガで戦うMF清武弘嗣(セビージャ)をはじめ、出番に恵まれない海外組が多いなかで、乾の奮闘は特筆に値する。乾はエイバルの地で着実に自らの足場を固めているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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