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J野々村チェアマン、ジャニーズ問題巡るリーグの立場説明 「現状、直接の取引はない」
社会で大きな話題になっているジャニーズ事務所との関係性に言及
Jリーグは9月26日に理事会を実施し、終了後に記者会見が開かれた。野々村芳和チェアマンは質疑応答などで、シーズン制の移行や最近のサッカー界を取り巻く話題に答えた。現在、社会で大きな話題になっているジャニーズ事務所との関係については、「グローバル基準」を強調した。
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ここ数か月、ジャニーズ事務所に関しては性的暴行などの人権問題が大きく話題になり、所属タレントのCMやテレビ番組からの降板なども起こっている。Jリーグでも過去にイベントや、決勝戦などで国歌独唱に同事務所の所属タレントが起用されたことがあった。
野々村チェアマンはこの件について、「(J1からJ3まで60クラブの)実行委員会とも重大な人権問題だと認識している。現状、直接の取引はない。FIFA(国際サッカー連盟)に加盟している傘下にあることも踏まえ、感覚としてグローバルスタンダードに立ったところに合わせないといけない。それを実行委員会でも確認した。国連の人権委員会の指導方針などにも合わせながら色々な動向を見極めることになる。どこの事務所とどうと言うより、サッカーの仕事をしているものとしてはグローバルの基準に立って考えなければいけないと確認した」とコメントした。
また、現時点で対応について野々村チェアマンは「Jリーグは今、直接的な取引はなかったので、ほかのスポンサーさんがCMでの起用を控えるようなことがあれば、それに対して必要な対応をすることもある」と説明した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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