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大学サッカー日韓戦で敗北、韓国選抜監督「日本の個人能力はあまりにも良い」と脱帽
大学日韓(韓日)定期戦で1-2敗戦、全日本大学選抜が韓国開催の大会で初勝利
大学サッカー界伝統の日韓戦「DENSO CUP SOCCER 第22回大学日韓(韓日)定期戦」で、全日本大学選抜が全韓國大学選抜を2-1で下し、今年3月の対戦に続いて2連勝を収めた。全日本大学選抜にとっては韓国開催の定期戦で初勝利を挙げる形となったなか、韓国メディアはそれぞれの大学選抜チームを率いた監督のコメントに脚光を当てている。
韓国・安養総合運動場で行われた一戦で、全日本大学選抜は後半4分、MF山内日向汰のミドルシュートで先制するも、全韓國大学選抜がその8分後にコーナーキックから同点ゴールを決めて振り出しに。1-1のタイスコアで試合は終盤へ突入すると終了間際の同44分、MF長尾優斗の値千金となる勝ち越しゴールが決まり、全日本大学選抜が2-1で競り勝った。
全日本大学選抜は今年3月21日に浦和駒場スタジアムで行われた定期戦で1-0と勝利。直近2連勝を飾るとともに、韓国開催の定期戦で歴史的な初勝利を飾った。そんななか、韓国メディア「ISPLUS」は両国の大学選抜チームを率いた指揮官のコメントに注目している。
記事では両チームのストロングポイントに焦点が当てられ、全日本大学選抜を率いた東海林毅監督による「日本は連係プレーで優位にあり、韓国は身長が高いため空中戦で強みがあった」とのコメントを紹介。一方、敗れた全韓國大学選抜のソ・ヒョクス監督は個々の能力では全日本大学選抜に分があったと指摘している。
同監督は「日本選手の個人能力が良かったのでタイトに圧迫しようとした。ただ、それでもうまく解いて出てきた」と、全日本大学選抜側の対応力に脱帽。「個人能力があまりにも良い。マイボールを味方につなぎ、周囲の状況(認識)やボールを受けるための動きが本当に良いと思う」と称え、実力差に持論を展開していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)