リーズ監督の華麗なボールコントロールに脚光

　イングランド2部リーズは現地時間9月23日、チャンピオンシップ第8節でホームにワトフォードを迎え撃ち、3-0で勝利した。本拠地のファンに快勝劇をプレゼントしたなか、指揮官が見せた足もとの技術が話題を呼んでいる。

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　リーズはこの試合、前半こそ決定機を生かせずゴールが遠かったものの、後半立ち上がり過ぎから試合を一気に動かす。同22分、右サイドからのクロスに対し反対から走り込んだFWヨエル・ピルーが左足で合わせ嬉しい先制点をゲット。その3分後にはDFサム・バイラムがコーナーキックからヘディングシュートを決め、リードを2点に広げる。さらに、終了間際の同44分にはスルーパスに抜け出した途中出場のFWジェイドン・アンソニーが右足で落ち着いて流し込み、ダメ押しの3点目を決めた。

　ホームで快勝を収めたなか、この試合ではピッチサイドでも“見せ場”があった。クラブ公式X（旧ツイッター）が「軽々とやってのける」とメッセージを添え、1本の動画を投稿した。

　この動画でカメラの先にいるのは、チームを率いるダニエル・ファルケ監督。ピッチサイドに立ちズボンのポケットに両手を入れて戦況を見つめていたところ、足もとへふわりとボールが飛んできた。すると、ファルケ監督は右足の柔らかなトラップとともにボールを軸足のうしろに通す抜群のコントロールを披露。少し間を置いてスローインに来たワトフォードの選手にすくい上げるようにしてボールを返すと、背後にいた観衆は立ち上がって喝采を送るのだった。

　この動画が9月24日に公開されると、1日余りで再生回数が345万に達するなど大きな話題に。また、コメント欄には「恋に落ちそう」「彼（ファルケ監督）と契約して」「リピートで見てる」「素晴らしいボールコントロール」「気品がある」といった反応が寄せられている。