バルセロナ移籍のフェリックス、中東からのオファーの事実に言及 「大金をフイにしたが、変化が必要だった」
バルセロナでは公式戦3試合で3得点1アシストを記録
今夏の移籍市場でスペイン1部FCバルセロナに加入したポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、バルセロナへの思いを語っている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
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昨シーズン限りでイングランド1部チェルシーとのレンタル契約が満了したフェリックスは、スペイン1部アトレティコ・マドリードに戻ることになっていた。しかし、ディエゴ・シメオネ監督との関係も冷え切っていたことから、今夏の退団を希望。バルセロナ移籍の願望を公言し、移籍期限最終日に1年間のレンタルが決まった。
バルセロナに加入したフェリックスは、公式戦3試合で3得点1アシストと大活躍。「ここまでいいスタートを切れるとは思っていなかった。それでも、ここが自分にとっての理想の場所だと信じていたし、今も信じている。それでも実際には、とてもとても上手くいっているし、今後もこれが最後まで続くようにしていきたい」と、順調なスタートを振り返った。
シャビ監督からの指示については「彼は初日から楽しんでプレーするように、喜びをもって自分のサッカーをしてくれと言ってくれている。もちろん、戦術的な要求もあるけれど、何よりも喜ぶこと、楽しむようにしているよ」と、説明した。
金額的にはバルセロナ以上に魅力的なオファーが、中東からも届いていたと報じられていたが、それについても事実であるとフェリックスは認めた。
「そうだ。得ることができた大金をフイにした。それでも、変化が必要だったし、僕には自分のサッカーができる場所に行く必要があった。これまでも言ってきたけど、ここが理想の場所だと思っていた。今のところは上手くいっているし、プレーする喜びを得たかった」
また、アトレティコを離れたことについても「サッカーはそういうもの。上手くいっていない人は、居場所を変えなければいけない。この前はチェルシーに行ったし、今はバルセロナに来たけれど、それはあそこ(アトレティコ)で上手くいっていなかったから。クラブと監督の考えに適応できなかった。でも、自分の最善を尽くそうとしたし、いい時間を過ごせたと思っている」と、レンタル移籍元のクラブとの関係を口にした。
リーガ連覇の期待が懸かるバルセロナだが、フェリックスは現在の活躍を続け、充実のシーズンを過ごすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)