鎌田同僚守護神、CL13年ぶりGK弾の“「94」の偶然”に海外注目 「衝撃的だ」
ラツィオGKプロヴェデルの劇的ゴールに脚光
日本代表MF鎌田大地が所属するイタリア1部ラツィオは現地時間9月19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でスペイン1部アトレティコ・マドリードと対戦。1点ビハインドの試合終了間際にGKイバン・プロヴェデルの劇的なゴールで1-1のドローに持ち込んだ。CLでGKが得点するのは13年ぶりとなる。
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ラツィオは前半29分に失点。MFパブロ・バリオスのミドルシュートが鎌田に当たってコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれた。
ホームで負けられないラツィオだったが、ゴールを奪えないまま試合は進んだ。しかし、敗色濃厚かと思われた後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。左コーナーキックの流れから、ゴール前に攻め上がっていたGKプロヴェデルがMFルイス・アルベルトのクロスを頭で押し込み、ゴールネットを揺さぶった。守護神の一撃がチームを敗戦の危機から救った。
英公共放送「BBC」による、CLでのGKによる得点は2010年9月以来13年ぶりの出来事となった。PKの名手として知られた元ドイツ代表GKハンス=イェルク・ブット(PKで3得点)、元トルコ代表GKシナン・ボラト、元ナイジェリア代表GKビンセント・エニェアマに続き、プロヴェデルが史上4人目となる。
そして、アメリカ「CBSスポーツ」公式X(旧ツイッター)は、このゴールについて次のような投稿をしていた。
「ラツィオのイバン・プロヴェデルは1994年生まれで身長は1メートル94センチ…このGKは背番号94を背負い、ゴールが決まったのは94分19秒だった。衝撃的だ」
スコアラーがGKだったことに加え、「94」の数字が偶然に並んだ珍事に海外メディアは注目していた。