「法的措置をとることを決定」 C・ロナウド、古巣ユベントスからコロナ禍の未払い金31億円の回収希望と伊紙報道
ユベントスはディバラと4.7億円の未払いをめぐって訴訟問題が起こった経緯もあり
サウジアラビア1部アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、古巣であるイタリア1部ユベントスを訴えたようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)後にスペイン1部レアル・マドリードからロナウドを獲得したユベントス。しかし、2020年からは新型コロナウイルスの影響で、財政面で大きな打撃を受けてしまう。これによりロナウドの年俸3100万ユーロ(約49億円)を支払うことが困難になり、1990万ユーロ(約31億円)は延納することになっていたという。
ところが、この延納についての契約書には、クラブの署名がある一方でロナウドの署名がなく、民事訴訟となった場合はユベントスが支払いを命じられる可能性が伝えられていた。そして今回、ロナウドはユベントスを正式に訴えたという。
記事では、「クリスティアーノ・ロナウドは、正式にユベントスのドアを叩きに戻ってくるようだ。ポルトガル人は、コロナ禍で未払いとなっていた報酬の回収を希望している。総額で1990万ユーロにもなるため、毎月の支払いは巨額になる。トリノ検察庁に書類の提出を求められたロナウドは、法的措置をとることを決定。現在はサウジアラビアリーグでプレーする選手は、新型コロナウイルスによるロックダウンで即座に受け取らないことで同意した資金を回収しようと考えている」と、報じている。
ユベントスは、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(現ASローマ)とも300万ユーロ(約4億7000万円)の未払い金をめぐって訴訟問題が起きていたが、その6倍以上の金額となるロナウドとの間に起きた問題は、無事に解決することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)