「遠藤は守備的MFだが…」 リバプールMFの“起用法”に注目…英指摘の現状とは?「またしても間違い」

マック・アリスターの起用法に英疑問視【写真:Getty Images】
マック・アリスターの起用法に英疑問視【写真:Getty Images】

元英代表DFは「またしてもマック・アリスターの間違い」

 イングランド1部リバプールは9月16日、プレミアリーグ第27節でウォルバーハンプトンと対戦し3-1で勝利した。この試合先発したMFアレクシス・マック・アリスターは中盤の底に入ったが、前半のみでピッチを退いた。元英代表DFは「またしてもマック・アリスターの間違い」と言及をしている。

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 中盤の底でスタメン出場したマック・アリスターは、前半4分に相手へのファウルでイエローカードをもらう。チームは前半7分にウォルバーハンプトンFWペドロ・ネトのドリブル突破からチャンスを作られ、韓国代表FWファン・ヒチャンに先制弾を与えてしまった。

 カードをもらった影響もあり、マック・アリスターは前半のみでピッチを退く。コロンビア代表FWルイス・ディアスと交代となっている。試合はリバプールがオランダ代表FWコーディー・ガクポ、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンのゴールで逆転。最後は後半アディショナルタイムに相手のオウンゴールを誘い、3-1の勝利を飾った。

 英メディア「talkSPORT」では、前半守備的MFとして出場していたマック・アリスターに注目。「この攻撃的MFはウルブス(ウォルバーハンプトン)戦でも守備的な役割を任され、前半で0-1とされた。あまりにマック・アリスターが不振だったため、ユルゲン・クロップ監督はハーフタイムにルイス・ディアスと交代させた」と、ピッチでのパフォーマンスについて元英代表DFマーティン・キーオン氏のコメントを紹介している。

 キーオン氏は「またしてもマック・アリスターの間違い。彼は中盤のもっと高い位置にいた方がいい」と、今季ブライトンからやってきたMFの本来の役割について言及した。同ポジションの守備的なポジションを得意とするのは、今季ドイツ1部シュツットガルトからやってきた日本代表MF遠藤航だ。

 記事では「元シュツットガルトの遠藤は、今夏クロップが獲得した中盤の4人のうち唯一の守備的MFだが、今のところマック・アリスターがその役割を果たしている」と、それでもマック・アリスターが守備的位置で先発に名を連ねている事実を伝えている。

 遠藤としては、次節以降で定位置を確保したいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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