日本サッカー躍進、劣等感に韓国嘆き「なぜこのような差が…」「今の状況は比較にならない」

両国の差に韓国が嘆き【写真:ロイター】
両国の差に韓国が嘆き【写真:ロイター】

6月シリーズから4連勝&18得点、好調の森保ジャパンに韓国羨望の眼差し

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング20位)は9月の欧州遠征でドイツ代表(同15位)に4-1、トルコ代表(同41位)に4-2の勝利をそれぞれ収め、欧州勢から実りある2連勝を飾った。6月シリーズから4連勝、総得点18と好成績が際立つ状況を、韓国メディアは羨望の眼差しで「なぜこのような差が生じたのか」と伝えている。

 9月の欧州遠征初戦となった9日のドイツ戦を4-1で制した日本。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)に続くドイツからの勝利が大きな反響を呼んだなかで迎えたトルコ戦でも、4得点を重ねた。これで6月シリーズからの連勝(エルサルバドル/6-0、ペルー/4-1)を「4」に伸ばし、この4試合での総得点が18と好成績が際立つ。

 一方、カタールW杯後にドイツ人のユルゲン・クリンスマン新監督を招聘した韓国は、12日のサウジアラビア戦(1-0)で新体制発足後、初勝利。6月シリーズからの戦績は1勝2分1敗、総得点2となっている。W杯後も森保体制で強化を進め順調な歩みを進めている日本とは対照的に、3月のチーム立ち上げから勢いに乗り切れていない。

 韓国紙「スポーツ朝鮮」は、そんな日韓両代表の差に脚光を当て、「クリンスマン号が2ゴールを決めた時、日本は4試合で計18ゴール爆発、なぜこのような差が生じたのか」と見出しを打ち報道。2列目のタレントを生かした攻撃力で、昨年のカタールW杯当時よりも強さを増した感もある日本に驚きを隠せないでいる。

「韓国の永遠のライバル、日本サッカーA代表チームは最近4試合で驚くべき結果を出した。親善試合ということを考慮しても、彼らのパフォーマンスと戦略は韓国サッカーに大きな衝撃を与えた。昨年末、韓日両国はともにカタールW杯ベスト16入りを果たしたが、今の状況は比較にならない」

 韓国はクリンスマン体制で待望の初勝利を奪ったものの内容的には褒められず、低調なパフォーマンスが続いている代表チームへ世論からは批判の声が噴出。順調な歩みを進める日本との差が浮き彫りとなっているだけに、自国の劣等感を嘆き節で伝えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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