激震ドイツ代表、次期監督の候補にファン・ハール? 連盟から“接触はなし”と英報道「光栄に思うが…」

前オランダ代表監督のルイス・ファン・ハール氏【写真:Getty Images】
前オランダ代表監督のルイス・ファン・ハール氏【写真:Getty Images】

フリック監督が10日に解任

 ドイツ代表のハンジ・フリック監督は現地時間9月10日に解任が決まった。後任候補として複数の名前が挙がるなかで、その一人として噂に上がっていたのが前オランダ代表監督のルイス・ファン・ハール氏だ。同氏は英衛星放送「スカイ・スポーツ」でドイツ代表監督就任について言及している。

 ファン・ハール氏は昨年末のカタール・ワールドカップ(W杯)で母国オランダを率い、ベスト8へと導いた。準々決勝では優勝したアルゼンチン代表と対戦。多数のイエローカードが飛び交う荒々しいゲームの末、PK戦で敗れていた。先日、ファン・ハール氏はそのカタールW杯についてメッシが優勝するように仕組まれた大会だったと批判して物議を醸していた。

 フリック監督の解任の後、その後任候補としてファン・ハール氏の名前が浮上していた。72歳のオランダ人指揮官は自身の去就についてコメントしている。

「候補者の一人に名前が挙がり光栄に思う。しかし、ドイツ代表監督に外国人が選ばれたことはない」

 ファン・ハール氏のほかにはこれまでにバイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン監督やフランクフルトのオリバー・グラスナー監督、リバプールのユルゲン・クロップ監督、トルコ代表のシュテファン・クンツ監督、ドイツ代表のスポーツディレクター(SD)、ルディ・フェラー氏といった名前がドイツ代表の次期監督候補として取り沙汰されている。

 ファン・ハール氏は自身が候補になっていることを「光栄」としながらも、ドイツ代表監督に外国人が任命される可能性はないと感じているようだ。また、「スカイ・スポーツ」もドイツサッカー連盟(DFB)からファン・ハール氏にコンタクトをとった事実はないとレポートしている。

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