遠藤航は「支配者」 強豪ドイツ撃破のパフォーマンスをリバプール専門メディアが高評価
ボランチとしてフル出場
日本代表は現地時間9月9日(日本時間10日未明)、ドイツ代表とアウェーで国際親善試合を行い、4-1で快勝した。ボランチでフル出場したMF遠藤航に関して、リバプール専門メディアは「支配者」と評価している。
4-2-3-1システムで真っ向勝負を挑んだ日本は前半11分、DF菅原由勢からの右クロスをMF伊東純也が押し込んで先制。その後、MFレロイ・サネに同点ゴールを許して迎えた同22分、菅原からのグラウンダーのラストパスに伊東が合わせ切れなかったものの、FW上田綺世が右足で反応して加点した。
後半から3バックへ変更し、カウンター狙いの戦い方にシフトした日本は、試合終盤に途中出場のFW浅野拓磨、MF田中碧にもゴールが生まれて4得点で大勝。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)に続きドイツ戦で2連勝を飾った。
キャプテンの遠藤はボランチとしてフル出場し、球際の強さを存分に発揮。パス成功率88%、タックル全4回成功、デュエル勝利数7回、インターセプト2回と好成績を残した。
リバプール専門メディア「THIS IS ANFIELD」は「支配者・遠藤航が日本をドイツ撃破で輝かせる」と見出しを打ち、「リバプールの新加入選手が圧倒的なパフォーマンスを見せて日本の4-1勝利を確実なものとした。ドイツにとって直近5試合で4敗目。2020年以降で最も重い敗戦となったが、遠藤がハンジ・フリック監督へのプレッシャーを強めるのに一役買った」と評価している。
9月シリーズを終え、リバプールに戻った際の遠藤起用法も注目を集めることになりそうだ。