全治8か月の診断…福岡FW負傷のプレーは「仕方ない」 日本代表OBが見解「味方が挟みに来たので…」

長友佑都のプレーに栗原勇蔵氏が見解【写真:徳原隆元】
長友佑都のプレーに栗原勇蔵氏が見解【写真:徳原隆元】

元日本代表DF栗原勇蔵氏が見解

 J1アビスパ福岡は9月7日、FW佐藤凌我が左膝前十字靭帯損傷と左膝外側半月板損傷の怪我で全治約8か月と診断されたことを発表した。前日6日のルヴァンカップ準々決勝第1戦で対戦したFC東京のDF長友佑都は、佐藤が怪我を負うことになったことをSNSで謝罪。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、長友のプレーに関しては「これは仕方ない」と見解を述べている。

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 ルヴァンカップ準々決勝第1戦の後半アディショナルタイム、ルーズボールを追った長友は球際で身体を張り、ボールと福岡の佐藤との間に身体を入れる。逆側からDF土肥幹太がカバーに来て、挟むような形となったが、接触した佐藤はこのプレーで負傷していた。

 福岡から左膝前十字靭帯損傷と左膝外側半月板損傷の大怪我を負ったことが発表されると、長友は自身の公式X(旧ツイッター)に「この度、佐藤凌我選手に大きな怪我をさせてしまったことを深く反省しています。故意ではありませんでしたが、怪我をさせてしまったという事実を重く受け止め、佐藤選手に心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。佐藤選手は東福岡高校、明治大学の後輩で、会うといつも笑顔で挨拶に来てくれます。そんな後輩を傷つけてしまったことに心が痛み、申し訳なく思っています。佐藤選手、佐藤選手のご家族の皆様、佐藤選手を支える皆様、佐藤選手を応援するアビスパ福岡のファン・サポーターの皆様、悲しい思いをさせてしまい申し訳ありません。佐藤選手の1日も早い回復を心から願っています」と、長文で思いを綴った。

 長友は故意ではなかったとしており、元日本代表DF栗原氏も「これは仕方ない感じがします」と言及。「味方が挟みに来たので、身体を入れるプレーに変えたんだと思います」と続けた。

「謝罪は個人間でいいような気もしますけど、最近はSNS上での発信も多いですね。僕の時代はSNS自体がそこまで流行していなかったのと、意図的に怪我をさせようとは思っていないので基本的には(謝罪とか)何もなかったです。佐藤選手の怪我は残念ですが、診断結果も出て、プレーに関する議論はこれ以上する必要はない気がします」

 栗原氏も、佐藤の1日も早い回復を願っていた。

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