「日本から多くのことを学べる」 ドイツ人Jクラブ監督が母国代表に見解「昔は守備が強かったが…」

広島のミヒャエル・スキッベ監督【写真:徳原隆元】
広島のミヒャエル・スキッベ監督【写真:徳原隆元】

広島のスキッベ監督がドイツ代表について言及

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間9月9日(日本時間10日未明)にドイツのヴォルフスブルクで、ドイツ代表と国際親善試合を行う。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)で劇的勝利を収めた相手との再戦になるが、Jリーグで指揮を執るドイツ人監督は、「ドイツは日本から多くのことを学べると思う」と語っている。ドイツ地元紙「Stuttgarter Zeitung」が伝えた。

 ドイツはW杯で優勝4回を誇る強豪だが、カタールW杯では日本に敗れるなど、グループリーグ敗退。さらに、W杯後の親善試合の成績は1勝1分3敗と大きく負け越し。ハンジ・フリック監督率いるチームは、来年に自国で開催される欧州選手権(EURO)に向けて暗雲が漂っている。

 9月シリーズでは日本(9日)、フランス代表(12日)と対戦するなか、2002年の日韓W杯でルディ・フェラー監督(当時)の右腕を務め、現在は日本のサンフレッチェ広島を率いるドイツ人指揮官のミヒャエル・スキッベ監督は、ドイツ対日本の一戦について語っている。

「今のドイツは日本から多くのことを学べると思う。日本は強いプレッシャーをかけて前に出てくる。ドイツも昔は守備が強かったが、近年はそれも弱まっている」

 森保監督率いる日本が、ドイツ相手にどのような戦いを見せるか、注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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