「なぜかベンチ外が続いて…覚悟していた」 元日本代表FW玉田、C大阪退団の胸中を明かす

今季24試合出場3得点 「最後まで試合にからみたかった」と悔しさを滲ませる

 J1昇格を果たしたセレッソ大阪は5日、元日本代表のFW玉田圭司の契約満了を発表した。今年4月に36歳となったレフティーは、今季J2で24試合に出場し、3得点という結果だった。玉田は自身のオフィシャルブログを更新し、「ご報告」というタイトルで思いを綴った。

「まずはセレッソのJ1昇格、本当に嬉しく思います!」と昇格を喜び、「昨年、昇格を逃した時にこのチームで絶対昇格してやると心に誓ったのを思い出します」と記している。昇格の喜びから一夜明けた5日に契約満了が発表されたが、本人は覚悟していたという。

「最近なぜかベンチ外が続いていたので、今回契約が満了になることも覚悟していたのも確かですが、最後まで試合にからみたかった、そしたら喜びはもっともっと大きかったのに…と一年前を思い出して、そういう気持ちになりました」

 悔しい思いを滲ませながらも、C大阪への感謝の思いは強く、「2年間、良い時もそうでない時も、本当に温かく応援して頂いて、ファン、サポーターの皆さんには一言では言えない程、感謝しています」と報告している。

 来季、J1で戦うC大阪にメンバーリストに「玉田圭司」の名前はなく、本人も「来年、一緒に闘えないのは残念です」と複雑な心境を垣間見せながらも、最後はクラブへの期待で締めくくった。

「セレッソには才能豊かな選手がたくさんいるので、これからが楽しみです。離れても応援しています!」

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

写真(写真は公式オフィシャルブログのスクリーンショットです)

 

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