「誰からも愛されてた」 永里優季、引退表明の後輩・岩渕真奈へメッセージ「これからの人生超絶楽しんでね!!」

永里優季が岩渕真奈に労いのメッセージ【写真:Getty Images】
永里優季が岩渕真奈に労いのメッセージ【写真:Getty Images】

2011年、15年の女子W杯で共闘

 女子ワールドカップ(W杯)に計3度出場したFW岩渕真奈は9月1日、自身の公式SNSでサッカー選手としての現役引退を表明した。2011年、15年の女子W杯で共闘したFW永里優季はインスタグラムで、「あなたは世界中の誰からも愛されていた。それが一番重要です」とメッセージを送っている。

 岩渕は2007年に日テレ・東京ヴェルディベレーザでトップチームデビュー。ドイツのホッフェンハイム、バイエルン・ミュンヘンと海外クラブを経験したのち、INAC神戸レオネッサでも活躍した。

 その後20年末から再び海外へ。イングランドへ渡り、アストン・ビラ、アーセナルでプレー。今年1月にトッテナムへ期限付き移籍したが、シーズン終了後の現地時間6月14日には契約満了に伴い、今夏アーセナルから退団となっていた。

 なでしこジャパン(日本女子代表)としては2011年、15年、19年の女子W杯に出場。東京五輪以降は背番号10を背負いエース格としてチームを牽引したが、今年行われたオーストラリア&ニュージーランド共催の大会はメンバーから落選していた。

 今年30歳を迎えた岩渕は今月1日、自身の公式SNSで「いつも応援してくれている皆様へ」と綴り「プロサッカー選手を引退することに決めました」と、スパイクを脱ぐ決意を伝えた。

 同じく、長年女子サッカー界を牽引してきた5学年上の永里はインスタグラムで「素晴らしいキャリアおめでとう。私の記憶の中で、あなたはいつも悔し涙を流していた」と綴り、2015年の女子W杯で準優勝に終わった際、岩渕が悔し涙を流す写真とともに、後輩に労いの言葉を綴った。

「キャリアで何度も怪我に苦しんでいたことは知ってます。それはあなたの思い描いていたことではなかったでしょうが、すべての思い出は今後の未来への最大の遺産です。あなたは世界中の誰からも愛されていた。それが一番重要です。代表チームと女子サッカーのために尽くしてくれてありがとう!」

 これには、岩渕が「ありがとながちゃん! 沢山お世話になりました!」とコメント。永里も「これからの人生超絶楽しんでね!!」と返信していた。

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