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ドイツ代表OB、DFBに抜本的改革を要求 近年「最大の危機」を招いた要因は?
元ドイツ代表DFザマー氏が有能な指導者不足を指摘
ドイツ代表はワールドカップ(W杯)で優勝4回を誇る強豪だが、近年は思うように結果を残せていない。母国の指導者も、「最大の危機」に陥ってるとして、DFB(ドイツサッカー連盟)に抜本的な改革を求めている。ドイツの週刊誌「FOCUS」が伝えた。
昨年のカタールW杯で日本、スペイン代表、コスタリカ代表の入ったグループEを戦ったドイツ。初戦で日本に1-2で敗れるなど1勝1分1敗で3位となり、まさかのグループリーグ敗退となった。
W杯以降、ドイツは23年3月の代表ウィークでペルー代表相手に2-0と勝利したが、続くベルギー代表に2-3と敗戦。さらに6月の国際親善試合3ではウクライナ代表(3-3)、ポーランド代表(0-1)、コロンビア代表(0-2)相手に勝利を挙げることができず。母国からも厳しい目線が向けられている。
現役時代にイタリア1部インテルやドイツ1部ボルシア・ドルトムントでプレーし、指導者の道に進んでからはドルトムントやシュツットガルトを指揮した元ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏はドイツ地元紙「南ドイツ新聞」のインタビューで、「私たちは今、言い訳をすることでしか世界チャンピオンになれない」と厳しく指摘した。
「我々はシステムのことばかり考えていた。ドイツサッカーには強い個性(を持った選手)が必要だが、指導者はあまりにも長い間求められてこなかったのだ」
ザマー氏は、ドイツサッカー界が近年で「最大の危機」に陥っていると見ており、DFBに根本的な改革を求めていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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