“デュエルの応酬”となったCS決勝 ハリルが「ファウルなしで奪った」と鹿島MFの守備力を絶賛

球際の激しい試合となった浦和と鹿島のCS第2戦 永木の強さを称える

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、3日のJリーグチャンピオンシップ決勝第2戦を試合会場の埼玉スタジアムで観戦。激しいデュエルの応酬が飛び交うなかで、就任直後から強調してきたデュエルの強さという点で注目すべき選手を見つけたようだ。

 開始7分に浦和FW興梠慎三のボレーシュートで均衡が敗れたが、同40分には鹿島FW金崎夢生の気迫あふれるダイビングヘッドで同点に追いつく展開となった。

「非常に美しい前半。リズムも高かったですし、デュエルもたくさんありました。少し緊張もありましたけど、おそらくそれはノーマルなこと。浦和はしっかり試合に入りました。興梠の素晴らしい得点と武藤(雄樹)にはチャンスもありました。鹿島はゲームコントロールを今度は自分たちがしたい。攻撃に重心をかけていこうという気持ちが伝わってきた」

 TV中継のゲストとして登場したハリル監督は、ハーフタイムに前半の戦いぶりについてこう振り返った。

 その言葉通り、ピッチ上では激しいフィジカルコンタクトが繰り広げられた。指揮官は就任直後から重要視してきたデュエル(1対1の勝負)にも注視している。「無駄なファウルも少し多いのかなという感じもします」と鋭い視線を向けている一方で、鹿島MF永木亮太と浦和のMF関根貴大、高木俊幸については高い評価を与えている。

 

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