「宇佐美は有力な選択肢」 アウクスブルク監督が3カ月ぶりの起用で才能を再認識

フィジカル不足を指摘してきたシュスター監督が、日本代表FWの成長を実感か

 アウクスブルクを率いるディルク・シュスター監督が、前節で11試合ぶりに出場した日本代表FW宇佐美貴史が「有力な選択肢」になると記者会見で語った。

 宇佐美は11月26日に行われたブンデスリーガ第12節のケルン戦(0-0)で、同僚MFマックスの負傷により後半33分から途中出場し、ヴォルフスブルクとの開幕戦で9分間プレーして以来の出番を手にしていた。

 シュスター監督は以前から宇佐美について、フィジカル能力の不足を弱点と指摘していた。ケルン戦は約3カ月ぶりのプレーとなったが、指揮官はアタッカーの着実な成長を実感しているようだ。「宇佐美貴史は有力な選択肢だ。彼はケルン戦でそれに相応しいものを見せた」と評価している。

 宇佐美もケルン戦後に「1分1秒も無駄にするつもりはない」と、改めてレギュラー奪取への決意を表明していた。次節(4日)はドルトムントを破って4位に浮上した好調フランクフルトと本拠地で対戦する。宇佐美に2試合連続となる出場機会は訪れるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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