伊藤洋輝は「シュツットガルトの顔になる」 27年まで契約延長の経緯は? 独誌指摘「マネーゲームの…」
クラブが契約延長を発表
ドイツ1部シュツットガルトは8月23日、日本代表DF伊藤洋輝と2027年まで3年間の契約延長したことを発表した。ドイツのサッカー専門誌「キッカー」は伊藤について「シュツットガルトの顔となるはずだ」と今後の活躍に太鼓判を押している。
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2021年夏にシュツットガルトにレンタル移籍で加入し、翌年に完全移籍した伊藤は、チームの中心選手として活躍。センターバックだけでなく、左サイドもこなす左利きという希少性もあり、今夏はオランダ1部アヤックスなど多くのクラブが関心を示していた。
スポーツ・ディレクター(SD)を務めるファビアン・ヴォルゲムート氏は伊藤について「ヒロキ・イトウは私たちのチームの質を向上させる試みを象徴する存在。知的で技術的にもフィジカル的にも優れ、彼のポジションでリーグ最高の選手の1人。VfBでの数年間で素晴らしい成長を遂げ、私たちのチームを支える1人となった。彼が今後も私たちのユニフォームを着てくれることを非常に嬉しく思う」と、称賛した。
今夏の移籍市場を賑わせた1人である伊藤だが、2026年までとなっていた契約を27年まで前倒しで延長。「キッカー」誌は「高額な移籍金で終わる可能性のあるマネーゲームの始まりかと思っていたが、これは明確な戦略だと判明。ここ数週間、代表選手の現在と将来における資質と重要性を強調していたヴォルゲムートは長い交渉の末に伊藤を説得することができた」と、経緯を説明した。また。伊藤について「シュツットガルトに残り、顔となるはずだ」とその存在における重要性を指摘している。
伊藤の契約延長は「予想されていなかったこと」だというが、シュツットガルトにとっては大きな“補強”となったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)