遠藤航のリバプール移籍は「かけがえのない存在の喪失」 独メディアが嘆き「非常に痛い」
「シュツットガルトで確実に成果を上げた選手」と遠藤に賛辞
ドイツ1部シュツットガルトの日本代表MF遠藤航は、現地時間8月18日にイングランド1部リバプールへの移籍が正式に決まった。ドイツメディア「SWR」は「かけがえのない存在の喪失」と移籍について触れている。
リバプールは今夏、中盤の主力だったMFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョがサウジアラビアへ移籍。中盤の補強を図るなか、MFモイセス・カイセド(ブライトン→チェルシー)、MFロメオ・ラヴィア(サウサンプトン)の獲得が失敗に終わり、遠藤に白羽の矢が立った形だ。
一方、遠藤を失う形となったシュツットガルトにとってはあまりにも大きな存在を失った。ドイツメディア「SWR」は「かけがえのない存在の喪失」と記し、ファンの間でも「なぜシュツットガルトは遠藤との契約を延長しなかったのか? オファーはなかったのか、それとも遠藤が延長したくなかったのか」などの声が上がっていると伝えた。
シュツットガルトの中心選手として活躍した遠藤の移籍を受けて「突然の喪失は非常に痛い。遠藤航ほどメンタリティーを体現している選手はいない。比類のないボール奪取能力とゲームを読む才能は印象深い」と絶賛。「シュツットガルトで確実に成果を上げた選手がいるとすれば、それは日本人キャプテンだった」と指摘する。
シュツットガルトでキャプテンも務め、大黒柱となっていた遠藤の移籍は大きな影響を与えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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