遠藤航が「リバプールで6試合欠場の可能性」 加入後の動向を現地指摘「サラーと同じ問題に…」

リバプールに加入した遠藤航【写真:Getty Images】
リバプールに加入した遠藤航【写真:Getty Images】

ファビーニョ代役に期待も「シーズン後半には別の問題が生じる可能性」

 日本代表MF遠藤航のイングランド1部リバプール移籍が現地時間8月18日に正式決定したなか、現地メディア上では早くも加入後に生じる問題点に脚光を当てている。主力が流出した中盤の穴を埋める即戦力として期待が寄せられているものの、「シーズン後半には別の問題が生じる可能性もある」と指摘している。

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 リバプールは今夏、中盤の主力だったMFジョーダン・ヘンダーソン、MFファビーニョがサウジアラビアへ移籍。中盤の補強が急務となっていたなかで、補強ターゲットとしていたMFモイセス・カイセド(ブライトン→チェルシー)、MFロメオ・ラヴィア(サウサンプトン)の獲得はいずれも失敗に終わった。

 そこで白羽の矢が立ったのが、遠藤だ。ブンデスリーガで2020-2021シーズンから2年続けて“デュエル王”に輝くなど守備力に定評がある日本人ボランチに対し、プレミアリーグきっての名門クラブは中盤の安定化に貢献してきたファビーニョの代役候補として期待の眼差しを向けている。

 リバプール専門メディア「liverpool.com」では、早くも遠藤の加入後を展望。「ファビーニョの退団以来続いている6番(守備的MF)の穴を埋めるという、リバプールの問題を1つ解決してくれるだろう」と期待が寄せられつつも「しかし、シーズン後半には別の問題が生じる可能性もある」とある懸念を示している。

「遠藤航、リバプールで6試合欠場の可能性」との見出しで指摘されたのは、日本代表として臨む来年1月のアジアカップだ。1月12日から2月10日までカタールで開催される今大会で、遠藤は森保ジャパンの主軸として出場が確実視され、大会最多優勝(4回)を誇る日本が勝ち残れば、リバプールでの6試合を欠場することになるという。

 この問題は、来年1月のアフリカネーションズカップへの出場が見込まれるエジプト代表FWモハメド・サラーにも該当し「遠藤航はモハメド・サラーと同じ問題に直面する可能性がある」「日本代表のキャプテンであり、アジアカップのメンバー入りがほぼ確実視されている。リバプールにとって不運」と、長期不在となり得る状況に目が向けられていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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