「もちろん試合に出るため」 J3岩手の秋田豊社長、“異例”の経歴…YouTuber→現役復帰遂げた那須大亮の獲得理由を説明

いわてグルージャ盛岡に加入した那須大亮【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
いわてグルージャ盛岡に加入した那須大亮【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

元日本代表の秋田豊社長が取材に対応

 J3いわてグルージャ盛岡は8月15日、現在YouTuberとして活動する元Jリーガーでアテネ五輪ではU-23日本代表の主将を務めたDF那須大亮氏が加入することを発表した。この獲得理由について岩手のオーナー兼社長を務める元日本代表DF秋田豊氏が「FOOTBALL ZONE」の取材に応じた。

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 那須氏は2019年にヴィッセル神戸で現役引退後、22年にアルビレックス新潟バルセロナにて1試合限定で現役復帰しているが、Jリーグでの現役復帰は2019年以来となる。那須氏は15日のトレーニングからチームに合流。背番号は55番に決定した。

 YouTuberに転身した那須氏の異例の現役復帰に岩手のオーナー兼社長を務める元日本代表DF秋田氏は、獲得に至った理由について「サッカーを分かっている。ピークは過ぎているかもしれないが、頭脳や判断する力はすごいものを持っている。トレーニングも続けてやっているし、もちろん試合に出るためで登録をしている」と、戦力として考えていることも明かした。

 そのなかでも「元五輪代表としての生きざまや刺激を与えていってほしい」と、その存在で選手への相乗効果も期待。再び送る現役生活はチャンネル登録者数44.9万人を誇る那須氏のYouTubeでも公開予定だという。秋田社長は「彼のやりたいことももちろん応援している」と積極的に協力する姿勢を示した。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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