久保建英が「主役」 開幕戦で先制弾の活躍をスペイン大手紙称賛「間違いなくソシエダのベスト選手」

ジローナ戦で先制ゴールを決めた久保建英【写真:Getty Images】
ジローナ戦で先制ゴールを決めた久保建英【写真:Getty Images】

ソシエダは開幕戦でジローナと1-1ドロー

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間8月12日、ラ・リーガ開幕戦でジローナと対戦し、1-1と引き分けた。日本代表MF久保建英は前半5分に先制点を記録。スペイン大手紙は、「間違いなくソシエダの最高選手」と惜しみない称賛を送っている。

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 ソシエダで2年目を迎えた久保は、主戦場である右ウイングで先発出場。すると開始早々の前半5分に仕事をやってのける。中盤でインターセプトしたDFアイエン・ムニョスが左サイドを突破してグラウンダーのクロスを放り込むと、ペナルティーエリア右に走り込んだ久保がダイレクトで合わせ、左足のコントロールショットをゴール左隅へと流し込んだ。

 2シーズン連続で開幕戦ゴールと幸先の良いスタートを切った久保。前半34分にも得点には至らなかったものの、ペナルティーエリア手前から強烈なミドルシュートを放ち、ゴールを脅かした。チームは後半27分に失点を喫し、1-1と引き分けたものの、同29分までプレーした久保は試合を通して存在は際立っていた。スペイン紙「AS」も「久保が導火線に火をつけた」と見出しを打ち、「日本人が最高の攻撃で主役を担った」と取り上げている。

 記事では、久保について「間違いなくソシエダの最高選手だ。後半に入るにつれてトーンダウンしていったが、開始5分でゴールを決め、その後もチームにとって最も脅威となるプレーを披露していた。彼はチームの砲撃の導火線に火をつけたが、火薬が湿っていた」と指摘。久保が攻撃を牽引したものの、チームが結果に応えられなかったと振り返っている。今季のソシエダも、久保が攻撃の中心となることが垣間見えた開幕戦となった。

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