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ドルトムント監督の采配を独メディアが批判 敗戦後の発言による求心力低下も指摘
フランクフルトに1-2と敗れ7位に転落 トゥヘル監督は試合後にチームを酷評
ドルトムントは現在リーグ7位で、来季の欧州カップ戦出場圏外という危機に直面している。ドイツメディアはトーマス・トゥヘル監督の手腕に対して、「選手を入れ替えすぎ」など厳しく批判。22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのレギア・ワルシャワ戦(8-4)で好調だった日本代表MF香川真司らを、1-2と敗れた26日のブンデスリーガ第12節フランクフルト戦で外した采配を一刀両断。また、記者会見で発した選手に対する批判から求心力を急速に失う危険性も浮上している。ドイツテレビ局「シュポルト1」が報じた。
ドルトムントは前節のフランクフルト戦で1-2の敗戦を喫した。トゥヘル監督はチームの敗因について、「技術面、戦術面、精神面、モチベーション、以上」と一刀両断にしているが、43歳の指揮官自身の采配が大きな批判を集めている。
「監督はここまで若く、寄せ集めのチームが最高レベルのプレーをコンスタントに要求できないことを理解すべきだ。こんなリーダーシップでは、監督はチームの信頼を急速に失う。“公開処刑後”に、チームがコーチを首吊りにした例は初めてではない」
特集では記者会見でチームを酷評したトゥヘル監督の人格面を糾弾。そして、第2にチームや選手を批判する一方で、自分自身の采配に対する反省の欠如を問題視している。