スウェーデン女子FW、“伝説の1ミリ”画像をタトゥーに? W杯優勝時に検討と英紙報道

スウェーデン女子代表のリナ・フルティグ【写真:Getty Images】
スウェーデン女子代表のリナ・フルティグ【写真:Getty Images】

フルティグのアメリカ戦でのPKは、ゴールラインテクノロジーによりゴール認定

 スウェーデン女子代表は8月11日、オーストラリアとニュージーランドで共催されている女子ワールドカップ(W杯)準々決勝でなでしこジャパン(日本女子代表)と戦う。決勝トーナメント1回戦アメリカ戦では劇的なPK戦の末に勝利をもぎ取ったが、試合を決定したゴールラインテクノロジーによる検証画像ではしゃぐ選手たちの様子が話題となったが、最後のキッカーとなったFWリナ・フルティグが画像のタトゥーを検討していると英紙が伝えている。

 FIFAランキング1位のアメリカと、決勝トーナメント1回戦で対峙したスウェーデン。GKゼチラ・ムゾビッチの好守もあり、0-0のまま延長戦へ突入。そこでもスコアは動かず、スコアレスのままPK戦へと突入した。

 4-4で迎えた7人目。先攻アメリカのDFケリー・オハラのシュートは右ポストを叩く。後攻のスウェーデンは7人目FWフルティグが相手GKアリッサ・ネイハーに止められたように思われたが、ゴールラインテクノロジーによりゴールラインを越えているとの判定でゴールが認められ、スウェーデンが勝利した。

 ゴールラインテクノロジーにより出されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の画像は、大いに反響を呼んだ。

 英紙「ガーディアン」は「リナ・フルティグ、スウェーデンが優勝したらVARのPKタトゥーを検討」と見出しを打ち、フルティグやペーター・イエルハルドソン監督のコメントを紹介している。

 記事によれば、イエルハルドソン監督は「(アメリカ戦は)すべてが上手くいっただけ。あの画像は本当にクレイジーだった。でも、日本に勝たないといけない。そうしないと意味がないと選手たちに伝えている」と語ったという。

 また、フルティグは母国のラジオで「画像はもう見たくない。少しお腹が痛くなる。いろんな感情が湧き上がってくる」と話したとしている。

 そのなかで、「スウェーデン国内の反応は、祝福の声から、スウェーデンと日本が対戦するきっかけとなったPK画像のタトゥーをフルティグに彫ったらどうかという提案まで多岐にわたる。彼女はアメリカ戦のPK画像をタトゥーで永久に残すかもしれないが、それは母国がW杯で優勝した場合に限られる」

“フルティグの1ミリ”は、また別の形でその行方が注目されている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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