CS決勝前にペトロヴィッチ監督がJリーグに物申す! 「Jリーグは誰のもので、誰のためのものか」

29日のCS決勝初戦の前日会見で持論を展開 レギュレーション変更について言及

 浦和レッズのミハイロ・ペトロヴィッチ監督が、29日に初戦を迎えるチャンピオンシップ(CS)決勝の前日記者会見で、「Jリーグは誰のものであり、誰のためのものなのかを考えるべきだ」と持論を展開した。

 昨季の浦和は年間リーグ2位でCSに進出し、同3位のガンバ大阪に延長戦の末に敗れて敗退した。それを受けてか、今季は準決勝では90分間を終えて同点ならば2位のチームが決勝へ進出。決勝では勝敗や得点差、アウェーゴール数まで並び、通常なら延長戦に突入する状況が生まれた場合は、年間リーグ1位のチームが優勝というレギュレーションに変わった。

 指揮官は苦笑いしながら「昨シーズンにこのレギュレーションであれば決勝に進めていたわけだから、少し被害者的な立ち位置なのかもしれない」と話したうえで、このレギュレーション変更が決勝戦に与える影響について口を開いた。

「準決勝に関してはアドバンテージになるかもしれないが、決勝は2試合だ。同じスコアで2試合が終わる可能性は5%程度だろう。そういう意味で、アドバンテージはその程度だと考えている。そこに意識を持つよりは、2試合を勝ちにいくことを考える」

 

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