2シーズン前を思い出せ! 降格圏が迫るレスターのラニエリ監督が選手に喝

18位ハルとわずか勝ち点2差、現実味を帯びる「前年王者の降格」

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは、プレミアリーグ第13節終了時点で3勝4分6敗の勝ち点13で14位と下位に沈んでおり、降格圏となる18位のハル・シティとの勝ち点差はわずか2となっている。チームを率いるクラウディオ・ラニエリ監督はこの現状を見つめ、昨季の躍進は忘れて厳しい残留争いを乗り越えた2シーズン前のことを思い出せと、選手たちを鼓舞している。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

 初参戦のUEFAチャンピオンズリーグでは4勝1分の無敗で決勝トーナメント進出を決めているレスターだが、国内リーグでは対戦相手に研究された結果なのか、昨季のような強さは影を潜めている。シーズンの3分の1を終えた段階で昨季の倍となる6敗を喫し、降格圏もすぐ背後に迫っている。

 昨季奇跡のプレミア初制覇へと導いたラニエリ監督は、選手たちは現実を受け止めなければならないと語っている。

「彼らはプレッシャーを抱えながらプレーしなければいけない。昨季どうだったのかではなく、2シーズン前のことを思い出さなければいけない」

 

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