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女子W杯、強豪国が姿を消す“ビッグサプライズ” ブラジル&ドイツの惨状に海外注目「手ぶらで母国に戻る」「最も驚かされた」
女子W杯グループリーグの結果を総括
オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)は、グループリーグをすべて終えてベスト16が出揃った。なでしこジャパン(日本女子代表)が3連勝で決勝トーナメントへ勝ち上がった今大会、海外メディアは「女子W杯のビッグサプライズ」と、強豪国が姿を消すなどしたグループリーグを総括している。
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2011年のW杯優勝以来、2度目のトロフィーを目指す日本はザンビア、コスタリカを破って決勝トーナメント進出を決めた。グループリーグ最終戦のスペイン相手にも4発快勝の強さを見せ、C組を1位で通過となっている。
そんななか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」では、「女子W杯のビッグサプライズ」と、今大会のグループリーグを総括。「グループリーグでは初めて予選を突破したチーム、強豪国が敗退するなど、ラウンド16を前に大きな驚きを残している」といくつかのトピックを取り上げた。
特に優勝候補だったブラジルとドイツの敗退には、「ラウンド16でノックアウトされ、大きなサプライズとなった」と注目している。記事ではまず、「ブラジルはジャマイカとゴールレスドローの末に敗退。ジャマイカは初の決勝進出を決めたが、3位のブラジルは手ぶらで母国に戻らなければならなかった」と、ジャマイカの快進撃とともにブラジルの敗退を伝えた。
一方、「最も驚かされた」とされたのがドイツの敗退だ。「モロッコは韓国の力を借りてヨーロッパ勢に希望を与えず。コロンビアは、(レアル・)マドリードのリンダ・カイセドの素晴らしいパフォーマンスでドイツ勢とアジア勢を破り、グループ首位に立った」とH組の結果について報じつつ、ドイツの惨状を伝えている。
なでしこジャパンが戦ったC組についても「日本がスペインを4-0で下し、1位通過を決めた。優勝候補のスペインは大差で敗れたショックだったが、2位でラウンド16進出を決めている」と触れたなか、ドイツのグループリーグ敗退はより大きく取り上げられていた。