バルサ10番復活の予感 20歳FWアンス・ファティ、“左45度”からのゴラッソが話題に「やっと帰ってきた」「新シーズンへの序曲」

バルセロナのアンス・ファティ【写真:Getty Images】
バルセロナのアンス・ファティ【写真:Getty Images】

若き「10番」ファティが親善試合のミラン戦で決勝ゴール

 アメリカツアー中のスペイン1部バルセロナは、現地時間8月1日にイタリア1部ACミランとプレシーズンマッチを行った。1-0の勝利に導いた若き「10番」には、クラブやファンから称賛が贈られている。

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 7月29日に行われたレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”を3-0の快勝し、迎えたミラン戦。序盤はミランが主導権を握る展開となるが、後半のメンバー交代が功を奏す。20歳で背番号10を背負うスペイン代表FWアンス・ファティも投入されると、後半10分にゴラッソが生まれる。

 ペナルティーエリア内左でボールを受けたファティは、鋭い切り返しで相手をかわす。助走を付けて右足を振り抜くと、左45度の位置から放たれた強烈なシュートは綺麗な軌道を描いてゴール右のサイドネットに突き刺さった。

 クラブ公式でも「見事なカーブを描いて相手GKを破り、試合に火をつけた」とこの一撃を取り上げ「ブラウグラナの背番号10が、後半に素晴らしいシュートを決めた。このゴールで試合は俄然盛り上がり、若さ溢れる試合はスロースタートであったが、勝利のフィナーレを飾った」と報じている。

 SNS上でもこのゴールは反響を呼び、「信じてた」「バルサの10番がやっと帰ってきた」「今季は完全復活に期待」「きもちいい」「新シーズンへの序曲」「なんて男だ」と多くの賛辞が寄せられた。

 度重なる怪我もあり、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)から受け継いだ10番での活躍をこれまで十分に見せることができなかったファティ。新シーズン開幕へ、弾みを付ける一撃となったはずだ。

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