本田圭佑、移籍市場の期間は「不要」? FIFAに大胆提言「賛否両論あるのは承知している」
「移籍期間は不要。変えるべきだ」と自身のSNSで発信
サッカー元日本代表MF本田圭佑が公式SNSを更新。サッカー界に移籍市場について「移籍期間は不要。変えるべきだ」と提言している。
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本田は2021年にリトアニア1部スドゥバ退団後フリーに。昨年10月には膝の手術を報告していたなかで、7月14日のツイートでは「9月にはどこかでプレーしに戻ってくるつもりだと伝えたい」と綴り、プレーヤーとして復帰することを宣言した。
監督業や、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)では解説も務めた本田。今後のキャリアに注目が集まるなか、自身の公式X(ツイッター)でサッカー界に移籍市場について英語で発信。「不要だ」と持論を述べている。
「サッカー界に移籍市場がある理由が分からない。まだサッカーを続けたいのに、移籍市場が閉まったらクラブとコンタクトが取れなくなる。理由はいくつかあるらしい。1、移籍は結果を簡単に変えてしまう。2、選手を守るため 3、金銭的リスク」
これまで移籍市場の時期が限られている理由を挙げたうえで「どの理由も理にかなっていない」と一蹴。「すべての選手がシーズン中にいつでも移籍できるようになれば、ますます競争が激しくなり、エキサイティングになる」と撤廃することでのポジティブな要素を挙げた。
「FIFA(国際サッカー連盟)はよりいい財務規則を作ることができるし、いくつかのリスクも回避できる。繰り返すが、移籍期間は不要だ。変えるべきだ。いつでも誰でも好きなクラブに移籍できる。賛否両論あるのは承知している。しかし、私はFIFAがこのことを理解してくれることを願っている」
賛否両論の意見が寄せられることも想定したうえで、自らの言葉でサッカー界への大胆な意見を発信した本田。SNS上でも「どうなんだろ」「これに関してはちょっと違うなって個人的には感じます」「FIFA 関係者の誰かがこの記事を目にすることを願っています」など、さまざまな声が寄せられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)