バイエルン殊勲弾のスタニシッチ、川崎パスサッカーに感嘆 「本当に上手い」「素晴らしいチーム」
国際親善試合でバイエルンが1-0勝利、決勝弾のスタニシッチが川崎の戦いぶり評価
ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンは、プレシーズンで来日中の7月29日に国立競技場で川崎フロンターレとの国際親善試合を実施。1-0の決勝ゴールを決めたDFヨシップ・スタニシッチは川崎について「ボール扱いがうまく、パスが回せる。速く走れるだけでなく本当にサッカーが上手い」と話した。
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バイエルンは前半から川崎のプレスに手を焼いた。後半からの出場となったスタニシッチだが、「非常に厳しい試合だった。前回から修正してできたこともできなかったこともあるが、今日は勝利できたことで良しとしたい」と、暑さの中で迎えたゲームが苦しいものだったと振り返った。
それでも後半13分、敵陣でスタニシッチがボールを奪うとそのままドリブルで進出。ワンツーで最終ラインを突破するとGKとの1対1を冷静に決めて1-0の先制点をマークした。「ゴールをできるのはラッキーなこと。あまりシュート数が多くないので、今日決められたのは幸運だった。トレーニングを重ねてきたことが出せ、うまくいったことに感謝したい」と、攻撃参加してのゴールを喜んだ。
対戦した川崎についてスタニシッチは「素晴らしいチームだと思う。ミスも少ないしパッションを持ってプレーする。いいインスピレーションをもらった。ボール扱いが上手く、パスが回せる。速く走れるだけでなく本当にサッカーが上手い」と話す。川崎にもゴールチャンスがあるゲームだった。
来日して2試合を行ったサイドバックは「今回初めて日本に来たが、ファンは熱狂的でどこにでも来てくれる。ホテルでも写真撮影やサインを求めてくれた。本当にサッカーが好きなんだと思う。楽しい思いをさせてもらった」と話す。シーズン開幕に向け、日本でのゲームにも意義を感じているようだった。