エイバル乾、スペイン2紙から“満点評価” 退場誘発に1アシストで勝利に大きく貢献

本拠地ベティス戦に4−2−3−1の左サイドハーフとして先発 チームトップ評価を受ける

 エイバルの日本代表MF乾貴士は、リーガ・エスパニョーラ第13節の本拠地ベティス戦に4−2−3−1の左サイドハーフとして先発出場し、1アシストを記録。相手DFの退場を誘発するプレーを見せるなど3−1の勝利に大きく貢献し、スペイン地元メディアからはチームトップの評価を受けた。

 前半16分、乾は右サイドからのスルーパスに反応してゴール前へ走り込んでボールを受けると、並走していたDFクリスティアーノ・ピッチーニに倒された。ベティスの選手はノーファウルだと猛抗議したが、主審は決定機を阻んだピッチーニにレッドカードを提示した。このプレーで得た直接FKをMFペドロ・レオンが直接決めて前半18分にエイバルが先制。さらに同23分には左サイドから乾が右足で上げた正確なクロスをFWセルジ・エンリクが押し込んで追加点を奪った。

 退場誘発に1アシストという働きを見せた乾は、後半アディショナルタイムにFWベベと途中交代。試合は後半に両者1点ずつを加え、3−1でエイバルが勝利した。

 スペイン紙「マルカ」では試合の採点を公開。乾はチームで唯一人3点満点の3点を獲得し、単独トップ評価を受けた。さらにスペイン紙「アス」でも乾は同じく3点満点を獲得。MFルナ、ペドロ・レオン、エンリクと並ぶチームトップタイの高得点となっている。

 今季序盤戦は出場機会の少なかった乾だが、ここ5試合連続先発出場と足場を固めている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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