バイエルンCEOの辛辣批判にボアテングが反論 「不調は副業のせいじゃない」と必死の弁明

昨夏、人気ラッパーとマネジメント契約

 試合後、ルンメニゲCEOは怒髪天を突く勢いだった。地元テレビ局で「彼は落ち着かなければいけない。昨年の夏からやりすぎた。彼が地に足をつけることが、彼とクラブの利益になる」とまくし立てた。

 ルンメニゲ氏が糾弾した昨夏からの出来事とは、ボアテングは人気ラッパーの JAY-Zとマネジメント契約を結び、サングラスブランドを立ち上げるなど副業三昧の現状だった。

 ピッチ外での活動がボアテングのプレー低下を引き起こしていると首脳は懸念しているが、ボアテングは「PRやライフスタイルの問題ではない。僕を知る人は常にトップなコンディションを維持するためにいつも努力していることを知っているはずだ」と必死の弁明。副業の影響なしと主張している。

 バイエルンは11月5日のホッフェンハイム戦で1−1のドローに終わり、20日のドルトムント戦で0−1と敗戦。そして、ロストフ戦で不覚を取り、公式戦3試合勝ち星から遠ざかっている。ドイツの絶対王者は今季珍しく不安定な戦いぶりを見せており、ディフェンスリーダーのボアテングにも厳しい視線が注がれている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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