イングランド人ストライカーに存在する黒歴史… 英メディアが特集「ヴァーディは新たな一発屋か」

昨季24得点でリーグ優勝に貢献したヴァーディ 今季はリーグ戦2得点と輝きを失う

 レスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディは、昨季開幕11試合連続ゴールというプレミアリーグ記録を樹立し、奇跡のレスター優勝の立役者となったが、今季はリーグ戦わずか2得点でチームも2部降格圏まで勝ち点差2と苦しんでいる。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「ヴァーディは新たな一発屋となってしまうのか」と特集している。

 ヴァーディは昨季サッカー界のシンデレラボーイとなった。英4部、5部でゴールを積み重ねた苦労人は2012年にプロになり、昨季プレミアリーグで24ゴールと爆発。イングランド代表として6月の欧州選手権フランス大会のメンバー入りを果たした。

 おとぎ話と呼ばれたレスターのサクセスストーリーのなかで、ハリウッドで映画化されることも決まった主役となったヴァーディだが、主人公は昨季の魔法の輝きを失ってしまった。

「1年が経過し、物語はとても変わってしまった。レスターは降格圏まで勝ち点2。クラブ・ブルージュ戦での勝利でチャンピオンズリーグ16強進出を確定させたことが、国内リーグでの苦しみを際立たせている。そして、ヴァーディは公式戦15試合連続ゴールを決めることに失敗している」

 特集では日本代表FW岡崎慎司の相棒の苦境をこうレポートしている。イングランド代表では親善試合スペイン戦でゴールを決めたが、リーグ戦でわずか2得点と昨季のような爆発力を見せられていないのが実情だ。

 

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