号泣の大久保がホームに別れを告げるラストゲームで川崎に愛ある叱咤 「決定的に足りないのは…」

大久保が提示した川崎の課題

「俺が前線にいると、間で受ける選手が一切いなくなる。中盤と前線の間のパスは遠いし、間延びができてしまう。中盤と俺の間で受けて前を向く選手が必要だった。これはずっと言い続けてきたこと。今年1年間、これは解消されなかった。だから俺が、ボランチの位置まで下りてこないといけないことが多かった」

 昨季まで3年連続得点王に輝いていた大久保だが、今季は15得点で4位タイと、納得のいく成績を収めたとは言い難かった。それは、今季はより中盤の位置に下がってプレーする時間が長かったことにも、大きく起因している。

「鹿島は怖かった。素晴らしいチームだった。ミスはあっても、それを恐れずになりふり構わずプレーする。それはフロンターレに決定的に足りないところだから。それができていれば、これまでにも何かしらのタイトルは取れていたと思う」

 

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