デ・ヘア、インテル7億オファー拒否 金銭条件満たすには「サウジ移籍しかない」と海外指摘
契約満了でマンU退団、来季去就は未定
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドを退団したスペイン代表GKダビド・デ・ヘアはスペイン復帰を希望し、イタリア1部インテルからのオファーを拒否していたと英紙「デイリー・レコード」が報じている。しかし、デ・ヘアが要求する高額年俸がネックとなり、移籍先の候補は限られているという。
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デ・ヘアは2011年にスペイン1部アトレティコ・マドリードからユナイテッドに加入。通算12シーズンに渡って“赤い悪魔”の一員として活躍してきたが、今夏に契約満了をもって退団が決まった。ユナイテッドはデ・ヘアに代わる新たな守護神としてインテルから元カメルーン代表GKアンドレ・オナナを獲得している。
レポートによれば、そのオナナを放出したインテルがデ・ヘア獲得のために手取り年俸500万ユーロ(約7億8000万円)の条件をオファーしたが、スペイン人GKはこれを拒否し、最初の交渉は打ち切られたという。デ・ヘアは新天地でも手取り年俸1000万ユーロ(約15億円)を確保したいと考えているようだ。
デ・ヘアは母国スペインへの復帰を望んでいるものの、その年俸要求が移籍の障がいとなりそうだ。記事では「最高給GKというデ・ヘアのステータスを再び確立するためにはサウジプロリーグへの移籍しかない」と現状でその金銭面の条件を満たせるのはサウジアラビアのクラブだけとされている。
今夏の移籍市場では欧州から多くのスターがサウジアラビアに活躍の場を求めている。32歳の守護神も彼らに続くことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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