CL対戦前夜、セビージャとユーベのファンが抗争 刃物で刺されて重傷のショッキングな事件に発展

セビージャ市内のバーにユベントスファンが陣取り、セビージャファン30人が乗り込む

 日本代表FW清武弘嗣の所属するセビージャは、現地時間22日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で本拠地にユベントスを迎え撃つが、まるで前哨戦のようにサポーター同士が抗争。ユベントスファンが刃物で刺され重傷となるショッキングな事件が起きた。スペイン地元紙「AS」が報じている。

 試合前夜の午後11時、セビージャ市内の「エル・パペロン」というバーで事件は起きた。ユベントスファンが陣取るなか、セビージャのサポーター30人が乗り込むと抗争に発展。ユベントスファンが刺されて重体となるなど、4人の負傷者が出た。地元警察官が介入し、鎮静化させる事態になったという。

 セビージャはCLでサポーターの暴力事件が頻発している。9月27日には対戦相手リヨンのサポーターが警察と衝突。11月2日のディナモ・ザグレブ戦ではサポーター同士の暴力事件で逮捕者が出ている。

 グループHの首位セビージャと2位ユベントスとの天王山は、キックオフ前からヒートアップし、刺傷事件にまで発展してしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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