森保監督、ベテラン長友の「激しさと厳しさと賢さ」を称賛 「日本サッカーにとって有益」

視察に訪れた森保一監督が長友佑都を称賛【写真:徳原隆元】
視察に訪れた森保一監督が長友佑都を称賛【写真:徳原隆元】

浦和対FC東京を視察した日本代表の森保一監督がコメント

 日本代表の森保一監督が、7月8日に埼玉スタジアム2002で行われたJ1リーグ第20節、浦和レッズとFC東京の試合を視察。9月に37歳になるFC東京のベテランDF長友佑都のパフォーマンスを称賛した。

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 ピーター・クラモフスキー監督就任後、左サイドバックでレギュラーを務めている長友は、この試合も新体制で3試合連続の先発フル出場を果たした。試合後、この暑さのなかでも動けている理由について、長友は「やっぱり脳のコントロールのところが大事になる。暑さに対して、ちょっとでも弱気になったり、ネガティブになったりして、脳の中に巡らせると身体が動かなくて反応しなくなる。そこの精神力の強さはコントロールの質です。それで暑さのコントロールをしています」と、秘訣を語った。

 そんな長友のパフォーマンスには、森保監督も「この暑いなかでも、非常に体力もフィジカルの体力だけではなく、集中力という脳の疲労もあるなかで、非常にクレバーなプレーをしながら、激しく厳しく、賢く戦っているのが印象的でした」とコメントした。

 また、前半6分で負傷交代したDF酒井宏樹についても言及しつつ、「世界のトップ基準を示せる(酒井)宏樹が(負傷のため)最後までピッチにいられなかったのは残念ですが、長友が世界で戦ってきた激しさと厳しさと賢さをいろんな状況でも見せてくれていることは、非常に日本のサッカーにとって有益なことだと思う」と、ベテランの意義を口にした。

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