アトレティコの7番“剥奪”…ジョアン・フェリックスの居場所は? 英紙注目「外にある可能性が…」

昨シーズンにチェルシーへレンタルされていたジョアン・フェリックス【写真:ロイター】
昨シーズンにチェルシーへレンタルされていたジョアン・フェリックス【写真:ロイター】

チェルシーへレンタル移籍も完全移籍のオプション行使せず

 2022-23シーズンの後半戦をスペイン1部アトレティコ・マドリードからイングランド1部チェルシーへレンタル移籍していたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス。クラブが完全移籍のオプションを行使しないことでアトレティコに戻ることとなったが、古巣でも居場所があるかは微妙な状況のようだ。英紙「メトロ」が報じている。

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 昨シーズン、低迷したチェルシーは11勝11分16敗と負け越し、12位という順位でシーズンを終えた。冬の移籍市場からチェルシーに加入したフェリックスは、リーグ戦16試合に出場して4ゴールを記録した。評価は高かったものの、新たに指揮官となったマウリシオ・ポチェッティーノ監督は残留を望まず、アトレティコへ戻ることになった。

 しかし、昨シーズンの開幕前からディエゴ・シメオネ監督との関係が悪くなっていることが伝えられていたフェリックスは、その去就が不透明な状況にあった。そしてアトレティコが2023-24シーズンに、フェリックスが以前付けていた7番をフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが背負うことを発表。「メトロ」紙の記事では「フェリックスの未来は、今もアトレティコの外にある可能性がある。クラブに加入して以来、彼が付けてきた7番がアントワーヌ・グリーズマンに手渡された」と伝えた。

 シメオネ監督は、フェリックスの才能を認めつつ「あとは彼次第」というコメントをしていたが、やはり去就は不透明のようだ。2019年にベンフィカから1億1300万ポンド(約207億円)で獲得したアトレティコは、フェリックスを安売りする考えはない。そうした状況にあるフェリックスは、新シーズンを再びアトレティコで迎えることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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