酒井がハンブルガー新主将に任命された舞台裏 監督が明かす決断の理由「化学反応を起こしたい」

チームは開幕10試合を終えて2分8敗の最下位 降格危機の現状を打破するべく…

 ハンブルガーSVに所属する日本代表DF酒井高徳が、所属チームでキャプテンを務めることが現地時間17日に決まった。クラブ公式サイトなどが伝えている。

 ブンデス屈指の名門として知られるハンブルガーは今季、スタートダッシュに失敗。第10節終了時点で2分8敗の最下位に沈んでいる。降格危機に立たされているチームは、現状を打破するべく、主将の重責をスイス代表DFヨハン・ジュルーから酒井に預けることになった。

 マークス・ギズドル監督は「チームに新しいカルチャーを吹き込みたかった。今はチームの結束が何より大事となる。現況に化学反応を起こしたいし、これからも継続するためにゴウトクをキャプテンにする決断を下した。ゴウトクは我々が必要としていることを実践してくれる選手だ」と厚い信頼を寄せる。

 ブンデス公式サイト日本版によると酒井も「この役目を与えられたことは、僕にとって本当に特別なことです。ポジティブな空気をたくさんチームにもたらさなければならないでしょう。今までと逆のことをしたり、何かを徹底的に探したりするのではなく、僕たち全員が同じ方向を向くことが重要なのです」と語っている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド