FC東京が連敗脱出! 好調名古屋を2-0で下す…FWオリヴェイラが2ゴールと躍動

ディエゴ・オリヴェイラの2ゴールで名古屋に勝利【写真:Getty Images】
ディエゴ・オリヴェイラの2ゴールで名古屋に勝利【写真:Getty Images】

3連敗で迎えたホームの一戦で好調名古屋を下す

 J1リーグは6月24日に後半戦のスタートとなる第18節を各地で行った。味の素スタジアムでは12位のFC東京が2位の名古屋グランパスと対戦。2-0でFC東京が勝利を飾った。

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 前半戦を3連敗で終えたFC東京はアルベル・プッチ・オルトネダ監督を解任し、新たにピーター・クラモフスキー監督を迎えた一戦だった。最初の決定機は前半5分、ホームのFC東京が作る。右サイドからFW仲川輝人が折り返したが、FW渡邉凌磨にわずかに合わずに得点はできない。FC東京は前半7分にもセンターサークル内でボールを受けたFWディエゴ・オリヴェイラが独力でボールを前進させ、エリア内までボールを運んで右足でシュートを放ったが、左に外れていった。

 名古屋も前半9分に日本代表デビューを果たしたDF森下龍矢がクロスボールを入れたが、こちらも味方に合わずに逆サイドへと流れていった。17分にはFC東京が左サイドからチャンスを作り、ディエゴ・オリヴェイラの折り返しを渡邉がシュートするが、フリーで放ったシュートは枠を捉えられなかった。

 それでも攻勢のFC東京は、前半18分に渡邊からのパスを受けたディエゴ・オリヴェイラが反転して左足でシュートを放つと、これがゴールに決まり、ホームのFC東京が先制した。

 リードを奪ったFC東京だが、前半34分には相手とのボールを競り合った際に負傷した仲川がプレー続行不可能を訴えて、MF塚川孝輝との交代でベンチに退く。前半の終盤には名古屋も攻め込んだが、FC東京が1-0のリードを保ってハーフタイムに入った。

 後半に入ると名古屋はMF米本拓司を下げて、MF山田陸を起用する。後半5分にはMFマテウスがミドルシュートを放ったが、左に逸れていった。FC東京も同13分にはCKからディエゴ・オリヴェイラがヘディングシュートを放ったが、クロスバーの上を越えて行き、追加点を挙げられない。

 FC東京は後半26分にDFエンリケ・トレヴィザンがパスカットして、そのままボールを持ち運んで強烈なシュートを放つが、GKランゲラックに防がれる。さらに同32分には名古屋のバックパスがディエゴ・オリヴェイラの元へ。GKと1対1になったディエゴ・オリヴェイラはGKランケラックを外してシュートを放ったが、シュートを枠に飛ばせずに絶好のチャンスを生かせなかった。

 それでも攻め続けたFC東京は、前半35分に左サイドからMF安部柊斗がクロスを入れると、ディエゴ・オリヴェイラがヘディングで合わせてこの試合2点目のゴールを決めた。

 エースの2ゴールを守り切ったFC東京が、リーグ戦5試合ぶりの勝利を挙げてクラモフスキー監督の初陣を白星でスタートさせている。

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