名手ピルロが抱く後悔の念 「2010年にレアルの選手になる可能性があった」

稀代のレジスタが抱いていたスペイン2強でプレーする夢

 ニョーヨーク・シティFC(NYCFC)の元イタリア代表MFアンドレア・ピルロにとって、キャリアにおける後悔は2010年にレアル・マドリード加入の夢が実現しなかったことだという。スペイン紙「マルカ」のインタビューで明かした。

 イタリアが世界に誇るレジスタは2001年に加入したミランでセリエAを2度、UEFAチャンピオンズリーグを2度制覇するなど一時代を築き、11年にはユベントスへ移籍し、セリエA4連覇という偉業を成し遂げた。過去にはインテルでもプレーした経験があり、イタリアが誇る名門を渡り歩いた。そして2015年、アメリカMLSのNYCFCと契約した。

 イタリア代表でも中心選手として活躍し、06年ドイツ・ワールドカップでは世界一となったピルロだが、実現しなかった夢への心残りが今でもあるという。「私が後悔しているのはレアル・マドリードかバルセロナでプレーしなかったことだ」と、スペイン2強でプレーしたかったと希望を明かしている。

 そして、その夢は手の届くところにあったと明かしている。

 

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