韓国代表エースがW杯予選で痛恨の累積警告 中国戦の出場停止に「雪辱を果たしたかったが…」

ソン・フンミンが、ウズベキスタン戦の後半アディショナルタイムに警告受ける

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は全10試合のうち前半の5試合を終えたが、グループA、Bともに予想を上回る大混戦となっている。

 日本代表は15日に、ホームで首位サウジアラビアを2-1で破って勝ち点を10とし、グループBの2位に浮上したが、勝ち点9で4位のUAEまでわずか1ポイントのなかに4チームがひしめいている。日本は来年の後半戦5試合のうち3試合がアウェーゲームだけに、最終節まで緊迫した戦いが繰り広げられそうだ。

 一方のグループAも上位は接戦で、イランが勝ち点11で首位、韓国が勝ち点10、ウズベキスタンが勝ち点9と、2ポイント差のなかで3チームが争う状況。前節でイランに0-1と敗れ、グループ3位に転落していた韓国は、15日のウズベキスタン戦に2-1と勝利したが、その内容は薄氷を踏むものだった。

 序盤からなかなかペースをつかめず、前半25分に失点。エースのFWソン・フンミンが不発に終わり苦しんだが、後半22分にDFパク・チュホからのクロスにMFナム・テフィが合わせて同点にすると、同41分にペナルティーエリア内で長身FWキム・シンウクが頭で落としたボールをMFク・ジャチョルが左足で決めて逆転勝利を収めた。

 一気に勢いに乗っていきそうな劇的な勝ち方だったが、状況は楽観視できるものではない。

 

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